タオルの洗濯方法に関する注意事項
洗濯に際する注意
- 色物は初め若干色落ちすることがありますので、白物と一緒に洗わないでください。
- 塩素系漂白剤は使わないでください。
- タンブラ-乾燥(洗濯乾燥機、ドラム式洗濯乾燥機)で洗濯→乾燥を行うと、しわ、縮み、形のゆがみ、毛羽起こりの原因となります。
- 直射日光での洗濯乾燥は、日光消毒にはなりますが、一方、プリント色の色はげの原因にもなります。生活環境に合わせて、比較的直射日光の当たらない場所に干すなど選択してください。
- タオルハンカチに主にかがりとして使用しているメロウ縫製は、1点を持って引っ張ると、ほどける場合があります。洗濯にて干される場合ご注意ください。
- 洗濯して濡れたままの状態で長時間放置していると、色物から白物へ色移りする可能性もあるので、お止めください。また衛生上もよくありません。
- 夏場、雨期において特にパイルのタオルなど、長時間濡れたまま、又は水分を含んだまま放置しておくと、ばい菌の発生により、嫌な匂いを発する場合があります。この場合の匂いはなかなか取れません。
- 過度な柔軟材の使用は、タオルの吸水性を落とし、また肌の敏感な人への痒みの原因になる場合があります。使われる洗剤の表記を良く読んで、適切な量を使用して下さい。
- 濃色でプリントされたものを、納品後すぐに洗濯してしまうと、数日置いた物に比べて色が落ちやすい傾向にあります。
- 塩素をたくさん含んだ水で洗うと、洗濯物が変色しやすいなどいろんな問題が起こるようです。
タオルに直接付く表記について
タオルに直接付いている洗濯表記は、以下の2点のみとなります。これは洗濯ネームの大きさ、使用時の配慮によるものです。
- 色物は初め若干色落ちすることがありますので、白物と一緒に洗わないでください。
- 塩素系漂白剤は使わないでください。
タオルの洗濯方法、色物について考察
タンブラ-乾燥については、まれに、タオルは大丈夫と書かれている記述を見ますが、熱や風を起こし、叩きなどの動作によってスピーディーに乾燥を行う方法には問題が起こりやすいです。
タンブラー乾燥は、現在では何も特別なものではなく、家庭用のドラム式洗濯乾燥機で洗濯→乾燥を行うと、これはタンブラー乾燥をしていることになります。タンブラー乾燥を衣服などで行うと、縮んでしまうことがあるのはよく知られていることですが、当然タオルも縮みます。それに加えて、しわの発生、毛羽起こりなども可能性として考えられます。
実はタオルの仕上げ加工の一つとして、タンブラー乾燥を行われることは多々あります。これはタオルに風合いを付けたい、やわらかな感じにしたい場合に行われる加工ですが、織られた原反(何も加工を施していない反物)とタンブラー乾燥をしたものと比べると、びっくりするほど縮んでいます。ゆえに、我々はタンブラー乾燥を施すと決めているタオルはタンブラー乾燥を施す用として織っているのです。
タンブラー乾燥を行われたお客さんからの報告で、タオルの縁が巻き貝のように丸まっていくという報告を受けたことがあります。弊社で知人に依頼して3台のドラム式洗濯乾燥機で、知人のいつも行っている方法で、弊社定番のタオルをタンブラー乾燥を行ってもらいましたが、確かに縮みなどの現象は確認出来ましたが、巻き貝のような現象を確認することは出来ませんでした。なので想像するしかありませんが、タオルの縁は主に三つに畳みながら縫製するというようなことが行われています。当然畳みながら縫製するのですから、そこに張力が発生します。その張力がタンブラー乾燥の環境の中でどこか強くなり、それほど織り込んでいないタオルの場合、巻き貝のような現象が起こるのではないのかと想像致します。ちなみにタオルの場合、織り込みの多い少ないは方法であり、良い悪いではありません。
また、色物に関して、「色落ちしない染めをして下さい」と言う要望を聞くことがありますが、基本的に、付けた色は落ちます。スレン染めなど業務用の染めもありますが、色落ちがまったくないわけではなく、移染しにくい染めと捉える方がよいかもしれません。今は環境負荷のあり方が問われている時代ですから、元々そうでありえない物は疑ってかかるほうが良いのかもしれません。
タンブラー乾燥をする前とその後

家庭用洗濯乾燥機、いくつかの機種を使って洗濯乾燥をかけると、大体写真のような大きなタオルの縮みが確認出来ました。ただしタオルの用途には問題はありません。見た目は多少縮むだけあり、皺が出来ます。考察するに、織りが細かいタオル生地ほど、縮みによりいろんな現象が生じるのではないかと考えます。
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