納品されたタオルを見るとデザインが数パターンあるように見えます

このような現象は、天然素材を使い、人間の行う作業が入るため、多少のムラができることが理由で起こります。色の組み合わせによっては、それが目立って見えることもあります。いただいたご質問は以下のようなものでした。本当に良く見ていただけたのだと思います。 型はもちろん1パターンです。

デザインは最終デザインのもの1つですよね?気になっていた人物のシルエットが3パターンくらいあるように感じるのですが、これはそのときのインクの具合でそう見えてしまうものなのでしょうか?

タオルは吸水性のある素材で、厚みもあります。タオルは綿(コットン)という天然繊維を使っているので、表面も不規則です。こうしたことから、一定の圧力により色を入れても微妙な色の量、素材の滲み具合によって形が異なるように見える場合もあります。これはロット(期間、時間を置いた同じ作業)が違えばさらに違ったようにみえる可能性もあります。

この記事を書いた人

藤田昌己
藤田昌己
奥京都である福知山市でタオル製造を行っているタオル工場で育つ。タオル製造をはじめてから3代目にあたる。
小さなタオル工場ならではの製品づくりに、日々奮闘しています。運営に携わりつつ、現場での作業も行っています。
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