マフラータオルとは何ですか?

現在の形のマフラータオルは昔からある毛糸で編まれたマフラーとは異なり、主にスポーツ用汗拭きとして作られたのがはじまりです。歴史は案外古く、 弊社も初めは総パイル素材で織りはじめて、カラーに染めたり、刺繍をしたり、プリントを施したりして販売していました。しかし、徐々にデザイン重視でプリントの需要が増えるに従い、シャーリングを施した素材で統一するようになりました。

はじめのうちは、全面プリントを施す事も少なかったので、枠内プリント製品が多かったのですが、昨今ではベタプリントをするのが当たり前のようにもなってきました。用途も、ただの汗拭き用としてではなく、応援用やチームグッズとして製作依頼される事の方が多くなりました。

デザインとしては、チームカラーを多用したものが多くなり、チームロゴ、チーム名などを大きく入れるデザインが主流となっていきました。マフラータオルは他のタオルと加工工程や、使っている糸素材が異なっていて、それは主にデザインが綺麗に載りやすいように皺無く仕上げる理由からですが、弊社の製品の中でも独特の仕上がりになったタオルとなっています。

この記事を書いた人

藤田昌己
藤田昌己
奥京都である福知山市でタオル製造を行っているタオル工場で育つ。タオル製造をはじめてから3代目にあたる。
小さなタオル工場ならではの製品づくりに、日々奮闘しています。運営に携わりつつ、現場での作業も行っています。
最終更新日: | 初回公開日: |