パソコンで見せていただいたデザインと実際のタオルでは色が違う

できるだけご希望にそった色で納品できるよう最善を尽くしていますが、製作方法によっては色の再現性は難しい、もしくはそれ以上出来ない場合もあります。また、画像で見える色の構造と、実際の物では色の組成や見せ方が異なりますので、多少の違いはご了承ください。

パソコンで表現される色の多くは、RGBによるWEBカラーである場合が多いです。これは光の3原色によるもので、光ありきの色表現になります。一方実際の色は様々な色素によって表現されます。それは一般的なCMYK(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)という単純な色味では無く、それぞれに特徴を持った色素を配合して色を再現することになります。

また色は人の見る目と脳が作り出す「思い」を加味して反映されます。例えば、写真に青い布が映っているとしましょう。写真なので青い布には光が当たっているはずです。その光の具合によって、それは黄色っぽい青に見えるかも知れない。また、別の人にはそれは青い布なのだから青なのだと光を除いて考えるかもしれない。このように人は色を見る場合、自分の思いを加味して見る側面があります。

弊社で取っている対策としては、とにかく事前の確認をしっかりとやる、ということに尽きます。確認の内容については以下の関連項目をご覧ください。

この記事を書いた人

藤田昌己
藤田昌己
奥京都である福知山市でタオル製造を行っているタオル工場で育つ。タオル製造をはじめてから3代目にあたる。
小さなタオル工場ならではの製品づくりに、日々奮闘しています。運営に携わりつつ、現場での作業も行っています。
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